【東京モーターショー05】ホンダ FCX は燃料電池車の想像を超える走り

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京モーターショー05】ホンダ FCX は燃料電池車の想像を超える走り
【東京モーターショー05】ホンダ FCX は燃料電池車の想像を超える走り 全 5 枚 拡大写真

ホンダの『FCX CONCEPT』は、低重心&フルキャビンのセダンフォルムとし、従来の燃料電池車の想像を超える走りを実現したというコンセプトカー。従来の燃料電池車にはなかった低床プラットフォームを開発することによって実現するという。

低床プラットフォームは燃料電池システムの小型・高効率化を追求した結果の表れで、新開発の燃料電池スタックは、センタートンネル内に縦置きで配置される。モーターはフロントに1基とリアは左右のホイール部分に各1基。フロント駆動用モーターはギアボックスと同軸化させて全体の大きさをコンパクトにした。その結果、外観もショートノーズとなり、効率のよいパッケージングを実現したという。

室内ではセンタートンネル部分に鏡を用いて広い空間を演出、燃料電池システムが入るセンタートンネルの室内への張り出しが気にならないように処理されている。

また、FCX CONCEPTでは、コクピット部分に「先進知能化技術」を搭載し、乗った瞬間から降りるまで、可能な限りドライバーの負担を軽減することを目指した。その技術としては速度によってインパネの角度が変わる「車速感応アジャストインパネ」

フロントウインドウに表示されるメニューアイコンへのドライバーの視線を感知し、スイッチ操作を行う「視線入力スイッチ」、「生体認証」によってクルマ自身がドライバーが誰であるか判断し、ロック解除やシートポジションをドライバーの最適ポジションにセットするなど、数々の機能が備わっている。

《正田拓也》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
  3. トヨタ『ランドクルーザー』公式アイテム、2025年夏の新作発売へ
  4. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  5. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る