アメリカ人が選ぶトップ企業はホンダ---総合的価値

自動車 ビジネス 企業動向
アメリカ人が選ぶトップ企業はホンダ---総合的価値
アメリカ人が選ぶトップ企業はホンダ---総合的価値 全 3 枚 拡大写真
ストラテジック・ビジョン社が毎年行っている自動車の総合的価値についての調査結果が発表された。これは支払った金額に対してもっとも値打ちがあると消費者が考えるクルマについてアンケートを行い、その結果をまとめたもの。

それによると、アメリカの消費者が各カテゴリーで値打ちを感じるブランドとしてはトヨタ、GM、ホンダが多く、中でも自動車メーカーとして総合的な評価が最も高かったのはアメリカンホンダだった。

各カテゴリー別ではトヨタが7部門でトップと最も多く、GMとホンダはそれぞれ4部門でトップ評価を得ている。BMWもMINIを加えると4部門でトップ評価を受けた。

また車種のカテゴリーとは別に設けられた「燃費」というカテゴリーでは、MINIとサイオンがトップ、一方評価が最も低かったのはハマーとランドローバーだった。

今回の調査で一つ明らかになったことは、消費者が、メーカーが行ったインセンティブをブランドの値打ちとは捉えていない、ということだ。むしろインセンティブを行うことで消費者はそのブランドに対する価値観をマイナスと捉える傾向が見えた。これはフォードがカテゴリー別のトップわずか1、クライスラーはゼロ、という数字にも現れている。

2005年モデルの各カテゴリートップは以下の通り。

小型車 サイオン『xA』
小型多機能車 サイオン『xB』
中型車 日産『アルティマ』
中型多機能車 シボレー『マリブマックス』
大型車 キア『アマンティ』
小型スペシャルティ(2万5000ドル以下) MINI『クーパー』
小型スペシャルティ(2万5000ドル以上) BMW『3シリーズ』クーペ
準高級車 BMW3シリーズ
高級車 レクサス『GS』(同率首位)
高級車 レクサス『LS430』(同率首位)
高級車 アキュラ『RL』(同率首位)
高級多機能車 アウディ『A4』/『S4アバント』
コンバーチブル(3万ドル以下) MINIクーパー
コンバーチブル(3万ドル以上) キャデラック『XLR』
ミニバン ホンダ『オデッセイ』
小型SUV ホンダ『エレメント』
中型SUV トヨタ『4ランナー』
中型クロスオーバー 日産『ムラーノ』
大型SUV シボレー『タホ』
準高級SUV レクサス『RX330』
高級SUV レクサス『GX470』
コンパクトピックアップ スバル『バハ』
フルサイズピックアップ フォード『F150』
ヘビーデューティピックアップ GMC『シエラ2500』/『3500』
ベストブランド サイオン
ベスト企業 アメリカンホンダ

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. さらなる人馬一体へ!NDロードスター用「リビルトエンジン」発売、価格は65万7800円
  2. 24年ぶり復活、新型ホンダ『プレリュード』ついに発売…価格は617万9800円
  3. 「そういう時代か…」中国で生きていたホンダの最高級ミニバン『エリシオン』が話題に、「これなら日本でも売れる」の声も
  4. 「ミニプリウスになったな」トヨタ『アクア』改良モデルの「ハンマーヘッド」採用にSNSも注目
  5. ホンダ『S2000』も復活!? 新型『プレリュード』にチラつくロードスターの噂
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る