【東京モーターショー05】トヨタ エスティマ ハイブリッドの進化の予告

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京モーターショー05】トヨタ エスティマ ハイブリッドの進化の予告
【東京モーターショー05】トヨタ エスティマ ハイブリッドの進化の予告 全 2 枚 拡大写真

トヨタ『エスティマ・ハイブリッド・コンセプト』は、その名が示すとおり、エスティマハイブリッドの市販予告という位置づけの参考出品車だ。人気の高い現行モデルのデザインテイストを踏襲しつつ、内外装をいっそう洗練。またハイブリッドユニットを新世代のものに換装し、性能向上を図っている。

パワーユニットはCVTを使用する現行の「THS-C」から『ハリアー・ハイブリッド』ゆずりの「THS II」に進化。

リダクションギア付きの前輪用モーターは出力100kW(136ps)以上、後輪用モーターも50kW(68ps)以上を発生。エンジンは現行のものをベースに最高出力100kW(136ps)以上へとパワーを増強した2.4リットル直4アトキンソンサイクル。エンジン出力とバッテリー出力を合計したシステム出力は130kW(177ps)以上となる。

また、現行モデルの100V、15Aという強力なアクセサリ電源を引き続き採用する。

室内は2列目にオットマン付きシートを採用。3列目シートを電動格納し、2列目をロングスライドさせると、今までにないほどの「スーパーリラックス空間」が出現する。

インパネには走行、空調、電気系のエネルギー消費状態を表示するエネルギーメーターが備えられ、エコドライブを促進する。安全性の面でもハリアーハイブリッドで採用された統合安全制御システムVDIM、レーダー式プリクラッシュセーフティシステム、レーンキーピングアシストなどを満載している。その進化ぶりはまさに必見だ。

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

+ 続きを読む

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  2. いつでもビーチ気分! 夏仕様のSUV『ハバナ』が30台限定で登場、499万円から
  3. スズキ『エブリイ』が災害時は「シェルター」に、軽キャンピングカーの新たな可能性
  4. 世界最強の2.0ターボ搭載車に幕、メルセデスAMG『CLA 45 S』最終モデルが登場
  5. メルセデスベンツ『CLA』新型、第4世代「MBUX」にセレンスの会話型AI技術搭載
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る