複数台のクルマにはねられ死亡、遺体の一部が20km運ばれる?

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11日、東京都練馬区内の都道で、高齢者とみられる女性が複数台のクルマにはねられて死亡する事故が起きた。遺体の一部は約20km離れた埼玉県川越市内の関越自動車道で発見されており、警察では事故に関与した大型車によって運ばれたものとみている。

警視庁・交通捜査課によると、事故が起きたのは11日の午前1時50分ごろ。東京都練馬区谷原5丁目付近の都道(通称:目白通り)で、路上に大量の血が流れ、周囲に肉片が散乱しているのを同所付近をパトロールしていた警視庁・交通機動隊の捜査員が発見した。

被害者は高齢者の女性とみられるが、複数台のクルマにはねられたらしく、発見当時はすでに原型を留めない状態だった。警察では死亡ひき逃げ事件として捜査を開始した。

また、この事件の発生から約5時間後の同日午前6時20分ごろ、川越市大塚新田付近の関越自動車道下り線で、パトロールをしていた埼玉県警・高速隊の捜査員が路上に肉片のようなものが落ちているのを発見。周辺を捜索したところ、中央分離帯付近に人の右腕の一部や耳などが付着していることがわかった。

東京での事故現場となった道路は関越道への連絡ルートにもあたることから、警視庁と埼玉県警では、二つの現場で発見された肉片は同一人物のものである可能性が高いとしてDNA鑑定を進めるとともに、事故に関与した大型車が肉片を埼玉県内の現場まで運んだものとみて、東京での事故が起きた時間帯以降に通過した車両を特定し、すべてのクルマをチェックする方針も明らかにしている。

《石田真一》

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