2001年からの新世代商品の「集大成」という新型『MPV』をワールドプレミアとして公開したマツダ。井巻久一社長は19日、プレスブリーフィングで、同社の環境対応技術の方向についても時間をさいて説明した。
井巻社長はハイブリッドや水素ロータリーを含む3本柱で推進するとしたが、第一に掲げたのが直列4気筒エンジンでの直噴技術の推進。「環境対応とズームズ−ムな走りを両立するにはベストな選択」と述べ、「将来のメインエンジン」に位置づけていく方針を示した。
また、直噴と高度なエンジン制御を組み合わせた「スマートアイドリングストップシステム」を「3年以内に実用化する」とも明言した。休止したエンジンを再始動する時にモーター始動を不要とする技術になる。