東京モーターショー、ホンダのプレスブリーフィングでは、自らバイクも乗る福井威夫社長が登場(19日)。「年間1000万人に製品を提供する企業として、環境・安全に積極的に取り組んでいきたい」と抱負を述べた。
「2輪市場には“大人の客”が増えている。これまでの価値観などにとらわれない、夢のある自由な発想が重要だ」と開発の方向性を示し、AT搭載の大型車『DN-01』を公開した。
“ATスポーツクルーザー”がコンセプトで、Vツイン680ccエンジンに油圧機械式CVTを組み合わせた。SS(スーパースポーツ)に迫る動力性能と、ツアラーをしのぐ快適性を両立したという。「近い将来、販売する」(福井社長)という。