【東京モーターショー05】日産ゴーン社長、ピボ の革新的技術を紹介

自動車 ニューモデル モーターショー
【東京モーターショー05】日産ゴーン社長、ピボ の革新的技術を紹介
【東京モーターショー05】日産ゴーン社長、ピボ の革新的技術を紹介 全 2 枚 拡大写真

日産自動車のカルロス・ゴーン社長は19日、東京モーターショーのプレスブリーフィングに『ピボ』に乗って登場し、そのピボについて3つの革新的技術を紹介した。

まずひとつがバイワイヤ技術。「これは、ステアリング、ブレーキ、シフトの配管など、機械的な結合を電気信号に置き換えたものです。キャビンとプラットフォームの分離が可能になり、キャビンの回転を実現するこの技術はクルマの自由度を広げる多くの可能性を秘めています」とゴーン社長。

2つ目がスーパーモーターだ。スーパーモーターは1個のモーターから2軸の動力を取り出すことができ、しかも左右独立して制御できるという。「ピボではこれを前後2個搭載し、4輪の操舵と駆動を独立制御しています。これによりピボは大幅な省スペース化を実現、コンパクトなパッケージングに貢献しています」(ゴーン社長)とのことである。

そして3つ目がコンパクトリチウムイオンバッテリー。「リチウムイオンバッテリーは従来の円筒形セルに比べ、大幅な薄型・省スペース化が可能となり、パッケージングの効率を高めています」とゴーン社長は強調。

今回のモーターショーでは、このピボが子供をはじめ多くの人の間で話題になりそうだ。

《山田清志》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. BEVを2年間所有した、“リアルな”ランニングコストを大公開
  2. ベントレーの超高級住宅、最上階は「55億円」 クルマで61階の自宅まで
  3. メルセデスベンツの万能車『ウニモグ』がキャンピングカーに! 数日間の自給自足が可能
  4. メルセデスの名車「190E エボ2」が復刻! 限定100台の「HWA EVO」にハンコック純正装着
  5. アルファロメオの新型コンパクトSUV『ジュニア』日本発売、ハイブリッド車が420万円から
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る