米フォード・モーターのフォード会長兼CEO(最高経営責任者)は20日、工場閉鎖などを含む大規模なリストラ策を来年1月に発表することを明らかにした。
同社は7−9月期決算で2億8000万ドル(約330億円)の最終損失を計上し、四半期ベースで7期ぶりの赤字に転落した。原油高の影響により、北米で大型のSUV(スポーツユーティリティビークル)の販売が落ち込んだほか、従業員向けの医療費の増加や原材料比の高騰が利益を圧迫した。
来年1月とされるリストラ策は、大規模な工場閉鎖や人員削減が盛り込まれる見通しだ。