出口通過でUターン、逆走車の衝突で4人死傷

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23日夜、静岡県袋井市内の東名高速道路上り線で、本線上で突然Uターンをして逆走を開始した乗用車と、本線を順走していた別の乗用車が正面衝突する事故が起きた。この事故で双方の4人が死傷している。

静岡県警・高速隊によると、事故が起きたのは23日の午後8時55分ごろ。袋井市山科付近の東名高速上り線・袋井インターチェンジ(IC)流入路部分で70歳の男性が運転する乗用車が突然Uターン。そのまま本線上での逆走を開始した。乗用車は約600mに渡って逆走し、袋井IC出口路付近で再びUターンしようとしたが、この際に順走していた別の乗用車と正面衝突。双方のクルマは大破した。

この事故により、逆走車を運転していた男性は出血性ショックが原因で事故から約1時間後に死亡。同乗していた70歳の女性も頭部を強打する重傷を負った。また、順走側のクルマに同乗していた2人も打撲などの軽傷を負ったが、このクルマを運転していた42歳の男は事故後に無免許運転が発覚。道路交通法違反の現行犯で逮捕されている。

逆走車は袋井ICで降りようとしていたとみられるが、出口路を通過してしまったために、流入路付近の余地を使ってUターン。再び出口路の余地を使ってUターンを試みた際に衝突事故を起こしたとみられる。事故が起きた時間帯は交通量も多く、寸前で衝突を回避したクルマもあったという。

《石田真一》

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