ケンウッドが長野工場内にテストコースを竣工

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ケンウッドが長野工場内にテストコースを竣工
ケンウッドが長野工場内にテストコースを竣工 全 2 枚 拡大写真

ケンウッドが、カーエレクトロニクス事業の主力工場である長野工場で建設を進めていたテストコースが、このほど竣工した。

このテストコースは全長200m、全幅約15mで、舗装率の高い日本の道路だけでなく、世界のあらゆる道路を想定して、石畳路、玉石路、凸凹路、川石路などを再現している。これによって、走行中の衝撃による音飛びや周期的振動に対する製品装着車の反応を実装実験できるようになったわけだ。

同社は、このテストコースをカーエレクトロニクス製品の品質を錬磨するプロセスのなかで重要な役割を担うものと位置づけいる。そして、この施設の完成により、実装試験データを速やかに設計部隊へフィードバックでき、製品開発のリードタイムを短縮できると見ている。

また、同社ではこのテストコースの建設と平行して、10月1日付でカーエレクトロニクスOEM事業部とカーエレクトロニクス市販事業部の傘下にあった各設計部門の一部を八王子事業所から長野工場へ移転し、テストコースで得たデータをすぐに設計部隊へ反映できる体制にした。

《山田清志》

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