読取機にカードをかざすだけで自動販売機の飲料を買えたり、ファミレスやタクシーの支払いをスピーディに済ませる、JCB「QUICPay」サービス。JCBは東京モーターショーにコーナーを設けてQUICPayをPRしている。
JR東日本の「スイカ」などと似ているが、QUICPayの場合、代金は予め登録したJCB カードでまとめて決済され、カードへのチャージが不要な点が異なる。
QUICPayは今春から運用を始めており、たとえばクルマ関連では神奈川県の神奈中ハイヤーグループのタクシー全車両がQUICPayに対応している。さらにJCBでは、2008年に本格放送開始が予定されているデジタルラジオとQUICPayとの融合を提案する。ドライブ中に聴いた番組から気に入った楽曲をダウンロード、その購入・決済にQUICPayを利用できるという。
ショー会場中央モールの展示ブースでの、自販機を使ったQUICPay実演による飲料無料サービスと合わせ、会場内の20店舗以上でQUICPayを利用できる。またJCBは1万枚限定でモーターショー記念オフィシャルカードを発行、このオフィシャルカードの申込みを会場で受け付けている。