ETCの誤作動を防ぐ電磁波吸収体…三井造船

自動車 テクノロジー ITS

三井造船は8日、ETC(ノンストップ自動料金収受システム)用の、高性能格子型電磁波吸収体を、青山学院大学と共同で開発したと発表した。複数レーンのあるゲートでの電磁波干渉による誤作動を防止する。

ETCで用いられる5.8ギガヘルツ帯に合わせた格子状の本体とステンレス金網を組み合わせた構造。格子本体は特殊カーボンを添加したFRP製とした。電子波吸収率は99%という。

今年度いっぱいは実際の料金所で試験を実施し、来年度以降、本格的な販売活動を展開する予定だ。

ETCレーンは全国に2000カ所以上、設置されているが、複数の専用レーンを設置する料金所もあり、電磁波干渉による誤作動が確認されているという。三井造船などは、高速道路料金所の管理者などからの要請を受け、誤作動防止のための電磁波吸収体の開発を行った。

《編集部》

【注目の記事】[PR]

レスポンス公式TikTok

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 【BMW 120d 新型試乗】BMWのディーゼルが凄いことになっている!…中村孝仁
  2. 日野自動車・人事異動 2026年4月1日付
  3. 高級車ブランド「ジェネシス」、新型ミッドシップでGTレース参戦へ意欲「もちろん富士6耐でるよな?」と期待の声
  4. トヨタ、新型スポーツカーを予告…12月5日ワールドプレミアへ
  5. エンジンルーム内の熱対策に効果! スバル『WRX STI』用冷却プレートをタナベが発売
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る