三菱自動車、中間期連結決算…当初の計画を上回る

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三菱自動車、中間期連結決算…当初の計画を上回る
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三菱自動車が発表した2005年9月中間期の連結決算は売上高が前年同期比7.4%減の9913億円と減収になった。

営業損益は前期の764億円の赤字から198億円の赤字に縮小し、当初の計画より赤字幅は小さく、業績は改善している。期中の新車販売台数は同2.1%増の64万6000台だった。
 
地域別の売上高は、日本は5月以降、販売が前年同月を上回り、同14.2%増の2088億円となった。その他地域では中国の販売は低迷したものの、タイや中南米で増加し、同0.1%増の3030億円だった。しかし、北米は依然として販売不振で、OEM供給台数が減少し、同17.4%減の1961億円と大幅マイナスだった。欧州も在庫削減のための卸し台数の絞り込みなどで同18.6%減の2834億円だった。
 
損益では、販売台数の低迷などで70億円の減益効果があったものの、為替差益が29億円、ワランティ費用の減少が157億円、販売費の削減が97億円などの増益効果があり、赤字幅は大幅に縮小した。
 
経常損益は前期の1106億円の赤字から336億円の赤字に、当期純利益が前期の1788億円の赤字から638億円の赤字に赤字幅が縮小した。
 
2006年3月期通期の業績見通しは、売上高が2兆2200億円、経常損益が400億円の赤字、最終損益が640億円の赤字の見込みで、当初の見通しを据え置いた。

《レスポンス編集部》

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