排ガス規制逃れの車庫飛ばしで3人逮捕

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埼玉県警は8日、排出ガス規制によって埼玉県内での使用や登録ができなくなる大型バス8台を、規制外地域の営業所が所有すると見せかける虚偽の登録を行っていたとして、さいたま市南区内にあるバス会社を摘発。経営者ら3人を逮捕した。

埼玉県警・駐車対策課によると、この会社の経営者らは自社で所有する大型観光バス8台が排出ガス規制で使用や登録ができなくなることから、規制の及ばない千葉県成田市内に営業所を設置し、そこに移転登録したと見せかける虚偽の申請を国土交通省に対して行った。

だが、実際に車両の移動は無く、引き続きさいたま市内の営業所を使用拠点として営業を続けていた。警察では成田市内の営業所に営業実態が無いことを把握。移転登録は規制逃れだったと断定し、54歳の経営者と、42歳の元営業課長。そして38歳の元整備係長を電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で逮捕した。

排出ガス規制逃れとみられる車庫飛ばしは全国で相次いでおり、警察では逮捕した3人を厳しく追及。営業実態の把握を急ぐ方針だ。

《石田真一》

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