三菱自動車の筆頭株主、三菱重工に

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三菱自動車の筆頭株主、三菱重工に
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三菱自動車は14日、筆頭株主の証券大手、ゴールドマン・サックス・インターナショナルが、同日付けで三菱自動車の発行済み株式の12.4%にあたる、約5億5000万株を売却したと発表した(既報)。これにより、三菱自動車の筆頭株主は13.24%を保有する三菱重工になる。

ゴールドマンは先週末、ダイムラークライスラーが保有する三菱自動車株の全株を取得。発行済み株式の13.45%を持つ筆頭株主になっていた。三菱自動車によると、売却相手先は不明。ゴールドマンは、もともと長期保有の考えはなく、短期の保有で売買利益を獲得するとみられていた。

三菱自動車は、三菱重工、三菱商事の主導のもとで、経営再建を図っている。三菱重工が筆頭株主になったことで、名実ともに三菱グループによる経営再建を加速させることになる。

《編集部》

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