無線LANとCATVを活用…日産、NTTデータら交通安全サービス

自動車 テクノロジー ITS
無線LANとCATVを活用…日産、NTTデータら交通安全サービス
無線LANとCATVを活用…日産、NTTデータら交通安全サービス 全 3 枚 拡大写真

「アイセイフティ」の「子ども見守りサービス」は、児童にRFIDタグ(=ICタグ)を持たせ、位置情報サービスの提供や緊急呼び出しに応じた保護者らの駆けつけをサポートすることで、通学路における児童の安全を図るサービス。

【画像全3枚】

今年4月から7月にかけて、NTTデータ、イッツ・コミュニケーションズ、東急セキュリティらが実証実験を行った。今回は、このインフラをベースに、あらたに日産自動車が参加し「交通安全サービス」の実証実験を行う。

「子ども見守りサービス」は、主に通学路でのサービス提供であったことから、保護者宅や東急バス停に基地局を設置していた。今回は住宅街の路地ということもあり、基地局の設置にもイッツ・コミュニケーションズのCATV網のケーブルに吊り下げる形で設置される。電源も同ケーブルから供給されるという。無線LAN基地局は電源工事を必要とせず、従来に比べて設置が容易になった

また、今回のシステムに無線LAN規格であるIEEE802.11b/gを使用したことで、各基地局の検知範囲が従来の30メートルから100−200mへと大幅に拡大し、クルマの移動速度にも対応できるようにした(ICタグにはIEEE802.11bのラジオレイヤーのみを使用)。

ただし、検知範囲の拡大により、緊急発報により駆けつける際に位置特定が甘くなるという懸念もあり、この実証実験で検証していくという。

ブロードバンド情報サイト
RBB TODAY
ニュース/ハード・ソフト/ライブ・配信/
セキュリティ/レポート・イベント/ゲーム

《竹内充彦》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ブリッツ、エンジン出力向上デバイス「パワコンX」発売、190車種以上に対応
  2. 中国エリア初、「アルパインスタイル広島183」がグランドオープン
  3. ハッチバックもセダンも効く! タワーバー+サブフレーム補強で走りと安心感を同時にアップ~カスタムHOW TO~
  4. 【ダイハツ タフト 新型試乗】ほどよい個性とさりげない行動範囲の広さがいい…島崎七生人
  5. 次期『Sクラス』はこの顔? メルセデスベンツ『ビジョン・アイコニック』発表…大型2ドアクーペ提案
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る