いすゞ、中期計画の進捗好調で見直しへ

自動車 ビジネス 企業動向

いすゞ自動車の井田義則社長は17日、2005年度から3カ年で推進している中期経営計画について「来年初めには環境変化を踏まえローリングしたい」と述べ、見直す方針を明らかにした。国内販売の好調で、売上高はすでに最終年度の目標に近づきつつあり、拡大見直しされる公算が強い。

いすゞの中期経営計画は、最終の07年度に連結売上高1兆6000億円、営業利益1000億円を目指す内容。研究開発費の増額など「将来への布石の3年」(井田社長)と位置づけている。

しかし、初年度は国内トラック市場が排ガス規制の影響で想定外に伸びており、今期の売上高は1兆5800億円、営業利益も900億円と目標に大きく近づく。このため、需要動向や原油高などの経済変化を織り込んだ内容に見直す。国内需要は06年度の後半から減少局面に入る見通しで、業績の悪化要因もある。

《池原照雄》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタの顧客は1億5000万台…バリューチェーンで財務基盤強化
  2. ついにハイブリッド化! 新型トヨタ『ランドクルーザー300』の発表にSNSでは「バク売れの予感」など話題に
  3. 【スズキ ソリオ 新型試乗】乗り心地と静粛性はクラストップ、だが「損をしている」と思うのは…中村孝仁
  4. 日産 リーフ 新型をライバルと比較…アリア、テスラ、bZ4Xと何が違う?
  5. 15歳から運転できる「小さいオペル」に興味アリ!「通勤用にこういうのでいいんだよ」など注目集まる
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る