ダイハツ工業は22日、CVTを自社開発しており、来年にも軽自動車などに搭載する計画を明らかにした。
同日発表した軽用の新エンジン「KF型」との組み合わせで、「大幅な燃費性能の向上を図る」(瀬尾聖和副社長)方針だ。
ダイハツはこれまで、社外から調達したCVTを軽に搭載したことがあったが、コスト高となることもあって大きな成果にはつながらなかった。自社開発のCVTは電子制御AT並みのコストに抑制、普及を図る。
同社関係者によると、CVTとKF型エンジンを組み合わせた場合、燃費はMT車のレベルに近い水準が実現できるという。