トヨタ、広州汽車のエンジン合弁工場がラインオフ

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トヨタ自動車と広州汽車集団股有限公司は、合弁のエンジン生産工場の広汽トヨタエンジン有限会社が、中国広東省広州市南沙の工場で、「AZ」エンジン(ガソリン2.4リットル)本体のラインオフ式を実施したと発表した。
 
ラインオフ式には、広州市政府関係者、日本政府関係者のほか、広汽集団から張房有董事長、袁仲栄副総経理、トヨタから稲葉良副社長ら約300人が出席した。
 
挨拶に立ったトヨタの稲葉副社長は「AZエンジンという世界的に需要の高いエンジンを、広州汽車との合弁で、かつ、本拠地であるここ広州で生産できることに、トヨタとしても大きな喜びを感じると共に、広汽トヨタエンジンが名実ともに世界一のエンジン工場になることを心から願っている」と挨拶した。
 
広汽トヨタエンジンは、AZエンジンのほか、今年1月からエンジン部品の生産を行っている。現在のエンジン生産能力は年産30万基だが、10月から同工場内に第2ラインの設置を始めており、2006年には生産能力を年産50万基に増強する。立ち上がり初年度の2005年はエンジン部品、エンジンともに全量を日本向けに輸出する予定だが、2006年年央からトヨタと広州汽車が合弁生産する『カムリ』にもAZエンジンを搭載する予定だ。

《レスポンス編集部》

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