ポルシェ「ケイマン」の由来であるワニの飼育を支援

自動車 ビジネス 企業動向
ポルシェ「ケイマン」の由来であるワニの飼育を支援
ポルシェ「ケイマン」の由来であるワニの飼育を支援 全 6 枚 拡大写真

ポルシェAGは、ヨーロッパ各地のポルシェセンターで11月26日から『ケイマンS』が販売開始されたのに合わせて、同日からシュトゥットガルト市ヴィルヘルマ動植物園のカイマンワニ4頭の飼育を支援することになったと発表した。
 
ポルシェが飼育費用を負担するカイマンワニは「Marajo」「Rana」「Siri」「Kaya」の4頭で、期間は5年間で、支援総額は1万ユーロ(=140万円)となる。

ポルシェがこのような形で動物の飼育に携わるのは初めてのことで、ヴィルヘルマ動植物園が自動車メーカーによって飼育費用の支援を受けることも開園以来初のこと。

4頭のカイマンワニは、ブラジルからウルグアイにかけての川や沼地を原産地とする。4頭は現在ヴィルヘルマ動植物園の「アマゾンハウス」で飼育されており、建物には近日中に、ポルシェとの提携を来園者に知らせる表示が掲げられる予定。

ヴィルヘルマ動植物園のDr. ディーター・ヤオッホ園長はポルシェAGとの提携証書を前に「このカイマンワニは世界で最も絶滅が危惧されている動物のひとつで、ポルシェの支援によって保護できることになり、大変にうれしく思っています」と述べた。

ポルシェは、この野生動物をヒントに、ニューモデルをケイマンSに名付けたのは、カイマンワニが比較的大型の種と異なり、しなやかさと俊敏さに優れ、素早い反応で獲物を確実に捕らえることができるためだ。そのシャープさが最高出力295PSの6気筒エンジンを搭載したニューモデルにふさわしいと判断した。小規模ながら機動力と柔軟性に優れ、自動車業界のゴリアテ(巨人)と対峙するダビデの役割を果たしてきたポルシェとも共通すると、している。ただ、絶滅の危機にあることには触れていない。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 父親への贈り物に“16万針の刺繍”で飾ったロールスロイスを…世界に一台の『ファントム・ダンテル』公開
  2. 「これは欲しくなる!」ランチア『イプシロン』のスポーツグレード登場に日本のファンも注目
  3. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  4. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
  5. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  2. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  3. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  4. 栃木ホンダ販売、テラチャージの急速充電器設置…EV充電環境を強化
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る