【新聞ウォッチ】三菱はWRCから、ミシュランはF1から撤退

モータースポーツ/エンタメ 出版物
【新聞ウォッチ】三菱はWRCから、ミシュランはF1から撤退
【新聞ウォッチ】三菱はWRCから、ミシュランはF1から撤退 全 1 枚 拡大写真

朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2005年12月15日付 

●ホンダ「アキュラ」国内導入、販売網3系列1本化(読売・8面)

●三菱自元社長 従来通り主張 死亡事故公判(朝日・37面)

●ガソリン130円割れ、3カ月半ぶり、原油下落で(毎日・11面)

●大手ボーナス過去最高86万2705円あったか冬(毎日・9面)

●ダイムラー、ロシア現地生産凍結高級車 条件折り合わず(日経・9面)

●国内自動車販売、来年度73万台に ホンダ計画(日経・11面)

●世界ラリー参戦 三菱自が休止 再開1年で(日経・13面)

●ミシュランF1撤退へ、ロイター報道(日経・41面)

ひとくちコメント

モータースポーツへの参戦を取りやめる企業が相次いでいる。三菱自動車は来季から自動車レースの世界ラリー選手権(WRC)への参戦を休止。一方、フランスのタイヤメーカー、ミシュランは2006年限りで、自動車レースの最高峰・F1から撤退する。きょうの各紙がスポーツ面で取り上げている。

三菱自動車は目下、三菱重工傘下で経営再建に取り組んでおり、再生への基盤強化のために世界ラリー選手権の休止を決めたという。また、ミシュランは、国際自動車連盟(FIA)が2007年からF1のタイヤ供給メーカーを1社にしようとする方針に反発したためという。

ホンダでも90年代初頭の赤字転落寸前の時に、F1を一時休止したケースがある。“走る広告塔”なのか、単なる“カネ食い虫”なのか、モータースポーツの波及効果を試算するのも難しいが……。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  4. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
  5. レクサス『LBX MORIZO RR』、イエロー映える限定車「Original Edition」価格は730万円
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る