酒気帯びで運転強行、踏切脱輪、衝突事故

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長野県警は12日、今年9月に長野県千曲市内にある長野電鉄線の踏切で列車との衝突事故を起こし、運転士に重傷を負わせたとして、49歳の男を過失往来危険や業務上過失傷害、道路交通法違反(酒気帯び運転)などの容疑で書類送検した。

長野県警・千曲署によると、問題の事故は9月5日の午前9時ごろに発生している。千曲市雨宮付近にある長野電鉄屋代線の踏切で、49歳の男が運転するトラックが脱輪して立ち往生した。男は列車の接近に気づいて車外に逃げ出したが、列車の急ブレーキは間に合わずに衝突。46歳の運転士が腹部や両足を強打する重傷を負ったが、乗客5人にケガは無かった。

トラックは列車に弾き飛ばされて横転したが、車内からは酒の容器などが発見されたため、駆けつけた同署員が運転していた男を追及したところ、男は飲酒の事実を認めた。さらに「事故前夜から大量の酒を飲み続けた」とも供述しており、これを裏付けるように酒気帯び相当量のアルコール分が検出されたため、過失往来危険や業務上過失傷害、道交法違反の容疑で逮捕されている。

その後の調べで、男は以前から恒常的に飲酒運転を繰り返していた事実も判明。事故の原因となった脱輪についても、酒気帯びによる判断遅れが原因と考えられることから、警察では悪質事案と判断。書類送検の実施を決めている。

《石田真一》

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