【インプレ'05】伏木悦郎 シトロエン『C4』懐かしさと現在が融合したシトロエン味

試乗記 国産車
【インプレ'05】伏木悦郎 シトロエン『C4』懐かしさと現在が融合したシトロエン味
【インプレ'05】伏木悦郎 シトロエン『C4』懐かしさと現在が融合したシトロエン味 全 1 枚 拡大写真

こりゃ『プリウス』のパクリじゃねぇの? 歴史観を欠くとそんな声も出かねない。

5ドアハッチバックのプロポーションとインテリアの仕立てを見ると、たしかに『C4』には既視感を覚えるが、元を質せばこのスタイルは『GS』あたりに源流を見出せるシトロエン流。30年以上も前に最新のプリウスも真っ青な前衛的デザインで突っ走っていたのが、シトロエンなのだ。

あの頃の懐かしい雰囲気を思い出しながらステアリングを握ると、走りはすっきり現代流に洗練されている。日本に導入されるのは、1.6リッターと2リッターの直4 ガソリンエンジン2本立て。3ドアクーペに5速MTが与えられるほかは4速ATのみといういかにも極端な日本対応。1.6リッターでも不足のないスピードを備えるし、143psの2リッターでは明確に力強く軽快でスポーティと感じられる。

ハンドリングや乗り心地も高水準のまとまりだが、よりシトロエンらしさを求めるなら、ぜひ最新のディーゼル+MTの走りを味わってみたいところだ。

■5つ星評価
パッケージング:★★★★☆
インテリア/居住性:★★★★☆
パワーソース:★★★★☆
フットワーク:★★★★☆
オススメ度:★★★★☆

伏木悦郎| 自動車評論家
70年代にレースを志し富士スピードウェイで参戦。その間偶然知り合った自動車雑誌編集者にスカウトされる形で業界入り。78年から一貫してフリーランス。FRの魅力に傾倒し国産車によるコンパクトFRの再生が宿願。

《伏木悦郎》

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