自動車の防犯性能評価制度導入へ調査研究

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警察庁が、盗難件数の多い『アリスト』『ランドクルーザー』『セルシオ』(いずれもトヨタ)について、イモビライザを装着したクルマと、装着していないクルマの盗難比率を調べた。

それによると、イモビライザ装着車の盗難比率は、非装着車にくらべ6割−9割低く、イモビライザが盗難防止に大きな効果があることがわかった。アリストは88%、ランクルは現行型イモビライザ装着車が初期型装着車にくらべ73%、セルシオは63%減少した。

同庁は、自動車の防犯性能評価制度の導入を検討している。06年1月からは、実車を使った調査研究を始める計画だ。同評価制度は、イモビライザによる盗難防止効果のほか、車両への進入防止、盗難車両の追跡可能性など、車両全体の盗難防止性能を、客観的に評価するもの。同評価が実際に導入されることになれば、盗難防止性能も、自動車の購入を判断する上での重要な指標になりそうだ。

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《編集部》

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