トヨタ自動車の渡辺捷昭社長は26日、来年から北米市場に同社では最も小型のセダン『ベルタ』(排気量1.0−1.3リットル)をベースにした新モデルを投入する計画を明らかにした。
ガソリン価格の上昇で燃費性能の高い車が評価されているため。また、韓国・現代自動車グループによるエントリーカー市場での販売攻勢に対抗する。
トヨタは『bB』(先代)をベースにした小型ミニバン『xB』を若年層向けの販売チャンネル「サイオン」で扱い、エントリーカー市場でも順調に販売を伸ばしている。ベルタを元にした新モデルは「トヨタ」チャンネルで扱い、ファミリー向けのエントリーモデルとして販売する計画だ。