【デザインインタビュー】クライスラー あきの の女性デザイナー

自動車 ニューモデル 新型車
【デザインインタビュー】クライスラー あきの の女性デザイナー
【デザインインタビュー】クライスラー あきの の女性デザイナー 全 14 枚 拡大写真

2005年10月に行われた東京モーターショーで、クライスラーが出品した『アキノ』コンセプトカーが評判を呼んだ。

クライスラーがアジアマーケットを意識し、インテリアに竹材が使われる、などユニークなデザインのこのクルマ、デザイナーも生粋の日本人女性、ということが驚きをもって迎えられたのだ。しかもデザイナーである土屋秋野氏の名前がそのままコンセプトカーのネーミングとなっている。

アメリカでさえまだまだ男性主流のカーデザインという分野で、外国人、しかも女性というハンディ(特性?)を持って成功の階段を上りつつある土屋さんに、お話を伺った。

《Interviewer:Sachiko Hijikata》

1
  アメリカにいたい!!

---まず、クライスラーに入社されることになった経緯についてお聞かせください。

パサデナのアートスクールに通っていて、とにかくアメリカにいたいと思った、というのがアメリカの企業に就職した理由です。いくつかの会社から二次面接までして頂いたのですが、クライスラーが特に私の作品に興味をよせてくれました。また、私自身クライスラーのカーデザインは素晴らしい、と思っていたので、私にとっても理想的な会社だと思いました。

---現在クライスラーには女性のカーデザイナーは何人くらいいらっしゃるのですか?

50数名のデザイナーのうち、女性は私を含めて5名です。デザイン部門の女性は私1人という時期もありましたが、だんだん女性が活躍する場も広がって来ている気がします。

---最初からカーデザイナーを目指されていたのですか?

最初にアートスクールに入った時の専攻は、実はプロダクトデザインでした。そのうち、自分も興味があり、指導教授から勧められたこともあってカーデザインを専門とするようになりました。やり始めると非常に面白く、やりがいもあり、それを現在の職業にできたことは良かったと思っています。

1
  アメリカにいたい!!
  西海岸の先鋭チーム
  クライスラー『ビル』はだめなのか
  1. 1
  2. 2
  3. 3
  4. 続きを読む

《Sachiko Hijikata, US editor》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  2. 最後のフォードエンジン搭載ケータハム、「セブン 310アンコール」発表
  3. 高機能ヘルメットスタンド、梅雨・湿気から解放する乾燥ファン搭載でMakuake登場
  4. 船上で水素を製造できる「エナジー・オブザーバー」が9年間の航海へ
  5. 「三菱っぽくないけどカッコいい」ルノーの兄弟車となる『エクリプス クロス』次期型デザインに反響
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 米国EV市場の課題と消費者意識、充電インフラが最大の懸念…J.D.パワー調査
  2. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  5. 「あれはなんだ?」BYDが“軽EV”を作る気になった会長の一言
ランキングをもっと見る