【新聞ウォッチ】デトロイトモーターショー、米国勢が環境で日本を追随

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気になるニュース・気になる内幕---今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップし、その内幕を分析するマスコミパトロール。

2006年1月10日付 

●北米自動車ショー 米・大型信仰なお強く反攻正念場、日・小型車回帰加速緩めず(読売・3面)

●米市場、小型車に活路、自動車ショー開幕、環境重視「日本流」追う(朝日・2面)

●GM、トヨタに「待った」世界販売920万台、昨年、27年ぶりの高水準(毎日・9面)

●レクサスLS460トヨタが初出展、北米自動車ショー(毎日・9面)

●10年後のハッピー、ただ今支度中:本田技術研究所主席研究員 加美陽三さん、地球を汚さず走る車(毎日・9面)

●フォード、「マツダ株売却せず」(産経・9面)

●ストライキ拡大、インド工場一時閉鎖、トヨタ(東京・3面)

●GM、フォード両会長強気の構え、GM辞任圧力「全くない」(日経・9面)

ひとくちコメント

北米国際自動車ショーが8日(現地時間)からデトロイトで開幕。“ドタキャン”したトヨタ自動車の渡邊捷昭社長を除き、福井威夫ホンダ社長、カルロス・ゴーン日産自動車社長ら日本車の主要メーカートップがショー会場に駆け付けたこともあり、各紙の報道合戦も火花を散らしている。

きょうの毎日を除く各紙が大きく紙面を割いてモーターショー特集を掲載。「日本はデザイン、米は燃費重視」(産経)のタイトルのように、各紙とも経営不振に陥っている米自動車大手GMやフォード・モーターが日本車に対抗して「環境・小型車」をアピールするなど、防戦一色の米国勢を中心にレポートしている。

こうした中、GMは、05年の世界での自動車販売台数が前年比20万台増加し、約920万台に達したとの見通しを明らかにした。トヨタにナンバーワンの座は明け渡さないという対抗意識丸出しでもある。

《福田俊之》

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