国土交通省道路局が、1月6日−12日のETCの利用状況の速報を発表した。それによると、1日あたりの利用率は、全国平均で55.4%だった。
各道路事業者別に見ると、首都高速が63.8%とダントツの利用率となっている。次が中日本高速で58.5%、阪神高速が54.9%、本四高速が53.2%、東日本高速が53.0%、西日本が50.9%だった。
7−9日は連休だったが影響は少なかったようだ。ハイウェイカードが2006年3月には利用できなくなり、割引サービスを受けることができるのはETCのみとなる。これが利用率アップとなった可能性が高い。
普及状況は、1月10日時点でのETCセットアップ台数は約8万2000台。ボーナス商戦もひと段落したこともあり、12月のような爆発的な普及は期待できないかもしれないが、ETCを利用しているクルマは確実に増えている。