【新聞ウォッチ】GM、フォード、際立つ“息切れ”報道

モータースポーツ/エンタメ 出版物

気になるニュース・気になる内幕…今日の朝刊(朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版)から注目の自動車関連記事をピックアップ、内幕を分析するマスメディアクルージング。

2006年1月30日付

●GM、フォード、大ブレーキ 米でのシェア回復せず(朝日・6面)

●都内の業者、排ガス規制逃れ、対象外檜原村へ、車庫飛ばし50台(産経・31面)

●中国のデトロイト、乱立? 重慶・武漢・広州、地方、車産業育成を競う(日経・6面)

●ホンダ、東京ガスにコージェネ装置供給(日経・9面)

●時間術:社会の動きメディアで測定、志賀俊之さん、日産自動車COO(日経・15面)

ひとくちコメント

GM、フォードの業績悪化を伝える分析記事が目立っている。きょうの朝日は「GM、フォード、大ブレーキ 品質改善しても米でのシェア回復せず」というタイトルで経済面の大半の紙面を割いて報じているほか、産経も「GM、フォード苦境、リストラ、コスト削減も」と同様のレポートを掲載。日経は、コラム「経営の視点」でベテランの編集委員が署名入りで、米自動車産業が大赤字を計上した要因をわかりやすく分析している。

今週半ばには1月の米市場における新車販売台数が発表される。中旬までのシェアはトヨタがGMを上回っており、月間でもトップに躍り出る可能性が強い。残りのあと2日、GMがどこまで意地と底力を発揮するのかも見物である。

《福田俊之》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 「ベントレー史上最大のデザイン革命」初のコンセプトEVは、全長5m超えの3名乗りクーペ
  2. もしも「タイプ992」が初代911をオマージュした世界線だったら…? ウクライナのデザイナーが再解釈
  3. 公取委、ダンロップに行政処分 全天候型タイヤ「安売り阻止」疑い[新聞ウォッチ]
  4. まさに水上のスポーツカー!ブラバスの「電動ジェットボード」登場、世界77台限定で340万円
  5. 「鈴鹿8耐」最注目のヤマハ車は完全新作の『YZF-R9』! 150万円を切るなら「ブレイクの予感」しかない
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. スズキ初のBEVはなぜ「軽EV」じゃない?『eビターラ』開発者が語る「EVの悪循環」と「スズキの強み」
  5. ブレンボが新ブレーキ開発、粒子状物質を削減…寿命も最大2倍に
ランキングをもっと見る