早稲田大学が燃料電池車を量産化…水素 燃料電池展
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早稲田大学は3年前に1号機を製作し、原付ナンバーをとってキャンパスのある埼玉県本庄市で公道走行試験を進めてきた。今回展示された燃料電池車はさらなる改良を重ねた2号機だ。全長1995mm、全幅916mm、全高1284mmと非常に小型で、その重量はなんと58.3kg。そして、速度は40km/h。
「無駄を極限まで省いた燃料電池車なんです」と早稲田大学大学院生は語り、安全性についてもボディ剛性を高め、「宅配などに使われているカバーのついたオートバイより丈夫」とのことだ。
もちろん、製作には非常に苦労したそうで、「まだまだ課題も多いので、自動車メーカーの人にいろいろとアドバイスをしてもらいたい」と早稲田大学大学院生は打ち明ける。
《山田清志》