衝突したトレーラー、さらに線路を突っ切る

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27日午前、大阪府岬町内の国道26号で、大型トレーラーと普通トラックが正面衝突する事故が起きた。トレーラーは道路と並行する南海電鉄・南海本線の線路を突っ切り、線路を挟んで反対側にある空き地で立ち往生した。この事故によって双方の運転者が負傷している。

大阪府警・泉南署によると、事故が起きたのは27日の午前9時30分ごろ。岬町孝子付近の国道26号で、走行中の大型トラックと普通トラックが正面衝突する事故が起きた。トレーラーは衝突を回避しようと急ハンドルを切ったが、勢い余って道路と並行する南海電鉄・南海本線の線路内に侵入。上下線を斜めに横切るように通過し、近くの空き地に突っ込んでようやく停止した。

この事故により、トラックを運転していた29歳の男性が骨折などの重傷を負ったほか、トレーラーを運転していた39歳の男性も打撲などの軽傷を負っている。また、トレーラーに積荷として積載されていた鉄板が道路や線路の上に落下。南海本線は一部区間で午後2時過ぎまで不通となった。

警察では事故の原因を調べているが、どちらかの車両が車線から逸脱し、これが原因で衝突事故が起きたのではないかと推測。双方のドライバーのケガが回復するのを待ち、詳しい事情を聞く方針だ。

《石田真一》

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