【東京オートサロン06】スバル インプレッサ チューンドby新井敏弘

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スバルブースに参考出品車として展示されていた『インプレッサWRX STI specC V-Limited 2005 Tuned by Arai』は、競技向けに市販されている「STIスペックC」をベースに、ラリースト・新井敏弘がチューンナップを施したロードゴーイングマシンだ。

ブレーキはAP社製のN1用18インチに換装され、ストッピングパワーを大幅に強化。走行状況に応じて前後輪への駆動力の配分比率を自動的に調整するアクティブセンターデフは新井チューニングだ。

エクステリアではリアスポイラー上にカーボン製のエクステンションを追加。またサイドシルスカートもカーボン製。インテリアはダッシュボードがフロントガラスに映り込みにくいよう、サンド塗装処理が施されるなど、走りに特化した仕様となっている。

このモデル、参考出品車ではあるが、ナンバーを取得して公道を走行することもできるという。インプレッサユーザーにとっては、質実剛健なモータースポーツ志向のモディファイのお手本として、大いに参考になるモデルだろう。

(東京オートサロン。1月13−15日、千葉市・幕張メッセ)

《井元康一郎》

井元康一郎

井元康一郎 鹿児島出身。大学卒業後、パイプオルガン奏者、高校教員、娯楽誌記者、経済誌記者などを経て独立。自動車、宇宙航空、電機、化学、映画、音楽、楽器などをフィールドに、取材・執筆活動を行っている。 著書に『プリウスvsインサイト』(小学館)、『レクサス─トヨタは世界的ブランドを打ち出せるのか』(プレジデント社)がある。

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