【新聞ウォッチ】東レの名古屋工場で火災、トヨタなどに影響も

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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2006年2月3日付 

●日産、売上高過去最高、05年4−12月期、米、中国で販売好調(読売・8面)

●春闘「トヨタへ横並び」は不愉快、経団連奥田会長(読売・8面)

●高速道着工、先送りさらに3区間 国交省方針(読売・8面)

●東レ 名古屋事業所火災、車産業へ影響も メーカー、情報収集急ぐ(朝日・13面)

●スポーティ新型MPV マツダが3代目(朝日・13面)

●松下電器、災い転じ好感度、石油温風器「おわび」が奏功闘(毎日・8面)

●偽パトカー男、書類送検へ(毎日・28面)

●暴走族OB11人逮捕「昔忘れられず」(産経・25面)

●高齢運転者、簡易検査法開発へ(産経・27面)

●ダイハツがリコール(東京・26面)

●主要企業 業績上方修正相次ぐ(日経・1面)

●日産、北米販売が減速、小型車シフト急ぐ(日経・9面)

●トヨタグループ9社の4−12月期、全社増収 8社が経常増益に(日経・17面)

ひとくちコメント

2日午後、名古屋市港区大江町の東レ名古屋事業場で従業員2人が重いやけどを負う火災があり、火災は1時間後に消火したが、第1工場の生産ラインの一部が停止した。きょうの各紙が報じているが、朝日は「生産停止が長引くと、高水準の操業が続く自動車産業などに影響が出る恐れがある」としている。

名古屋事業場はナイロン繊維、PBT樹脂などを製造。中でもこの工場でつくる汎用性の高いナイロン樹脂は、自動車のラジエータータンクや内装パネルなどに広く使われ、トヨタ自動車グループなどへ納入されている。

目下、トヨタなどでは調達部門を中心に情報収集を急いでいるが、その責任者は豊田章男副社長が担当。生産停止が長引けば代替品の調達方法など迅速な対応が求められる。

《福田俊之》

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