【ミシュラン パイロットプレセダ PP2登場】その2 日本生まれのミシュランラジアル

自動車 ニューモデル 新型車
【ミシュラン パイロットプレセダ PP2登場】その2 日本生まれのミシュランラジアル
【ミシュラン パイロットプレセダ PP2登場】その2 日本生まれのミシュランラジアル 全 4 枚 拡大写真

ミシュランのタイヤと聞くと、フランスや欧州で開発や生産が行なわれ、日本に輸入されているように感じるが、2月1日に発売した『パイロット プレセダPP2』は、日本のユーザーの使用環境に合わせ、日本のミシュラン開発センターで研究開発が行なわれている。

パイロット プレセダ PP2のプロダクトマーケティングを担当する、日本ミシュランの越智宏さんは「日本のユーザーの方は、パイロットシリーズのようなスポーツタイヤであっても、静粛性や乗り心地といった快適性を重視する傾向なので、メイン市場となる日本で開発を進めました。今後はその高い性能評価を受けて、アジアやオセアニア諸国でも発売される予定です」とコメント。

実際にテストコース上で試乗してみると、高い快適性を確認できた。通常のスポーツタイヤは、大き目のトレッドパターンを採用することが多く、ロードノイズが大きくなりがちだが、パイロット プレセダ PP2は高速域に達しても、タイヤが路面を叩くような音はなく、タイヤの風切り音もほとんど感じられなかった。

乗り心地に関してもタイヤの内部構造を一新し、新しいトレッドパターンを採用することで高い快適性を実現している。試乗車のVW『ゴルフ』GTIは、数日前に標準装備のタイヤでドライブする機会があったが、パイロット プレセダ PP2を装着したときのほうが、タイヤのあたりが柔らかく、大幅に乗り心地がよく感じられた。これなら、ファミリカーやミニバンに装着してもマッチするだろう。

パイロット プレセダ PP2は日本で開発されているだけあって、日本での道を快適に走ることができるノウハウが詰め込まれている。これだけストレスなく履きこなせるスポーツタイヤはほかにはないだろう。(つづく)

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. 大阪府警の白バイ、2025年度も「隼オイル」継続採用…過酷な環境でも安定した性能
  2. 真夏のダッシュボードが20度以上低下!? 驚きの遮熱サンシェード新時代[特選カーアクセサリー名鑑]
  3. 「これかっこよすぎる!」「かなり価格を抑えてる」日本発売のプジョー新型『3008』がSNSで話題
  4. 【トヨタ クラウンエステート 新型試乗】走りそのものに違いを見出すのは難しいが…中村孝仁
  5. スバル唯一の海外工場、米SIAが生産600万台達成…今秋生産終了の『レガシィ』ラインオフ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. 中国EV「XPENG」、電動SUV2車種を改良…新電池は12分で80%充電可能
  4. 独自工会、EV減速でPHEVに着目、CNモビリティ実現へ10項目計画発表
  5. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
ランキングをもっと見る