GM取締役に、カーコリアン氏関連の投資ファンド顧問が就任

自動車 ビジネス 企業動向

ゼネラルモーターズ(GM)は、GMの取締役にジェローム・ヨーク氏を指名し、2006年2月7日付で就任したと発表した。今後ヨーク氏は、取締役会の公益委員会および投資ファンド委員会のメンバーとして活動する。

GMのリチャード・ワゴナー会長兼最高経営責任者(CEO)は「ジェローム・ヨーク氏は、自動車業界での豊富な経験と知識をGMの取締役会にもたらしてくれる」とコメント。
 
ヨーク氏は、GM普通株の約9.9%を保有する投資会社で、カーク・カーコリアン氏がオーナーの「トラシンダ」の顧問を務める。

ヨーク氏は、GM、フォード、クライスラーと、30年間にわたり自動車業界で経験を積んできた。クライスラーでは、1990年から1993年まで上級副社長兼最高財務責任者(CFO)を、1992年から1993年までは取締役を務めた。現在は、タイコ・インターナショナル、アップル・コンピュータ、エキサイド・テクノロジーズ社の取締役のほか、2000年から民間投資会社、ハーウィントン・キャピタルのCEOも務めている。
 
今回の役員人事で、GMの社外取締役で、メリルリンチ会長兼CEOのスタンレー・オニール氏はGMの取締役を辞任した。辞任の理由についてオニール氏は、業務多忙と、メリルリンチとのGMとの利益相反の懸念を挙げている。

《レスポンス編集部》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. トヨタ RAV4 新型の価格は390万~630万円と予想…電動グレード体系に再編
  2. ホンダ N-BOX など7車種1万2653台リコール…過去の改善措置が不適切
  3. “空気圧が減る理由”を徹底解説! 今日から始める賢いタイヤ管理術~Weeklyメンテナンス~
  4. 約67万円から買える小型トラック、印タタが「エースプロ」発表…EVも用意
  5. スズキ『ジムニー』、フランス最終モデルは55台限り…6月末に発売へ
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. 三菱が次世代SUVを初公開、『DSTコンセプト』市販版は年内デビューへ
  3. 「やっと日本仕様が見れるのか」新世代ワーゲンバス『ID. Buzz』ついに上陸! 気になるのはサイズ?価格?
  4. アステモの軽EV用インホイールモーターやジヤトコの2モーターK12マーチなど、国内サプライヤー技術が熱い!…人とくるまのテクノロジー展2025
  5. 低速の自動運転遠隔サポートシステム、日本主導で国際規格が世界初制定
ランキングをもっと見る