【三菱 i 発表】前部クラッシャブルゾーンの最適化

自動車 ニューモデル 新型車
【三菱 i 発表】前部クラッシャブルゾーンの最適化
【三菱 i 発表】前部クラッシャブルゾーンの最適化 全 5 枚 拡大写真

三菱『i』(アイ。1月24日発表)はリヤミッドシップエンジンレイアウトを採用しており、フロントボンネットフードが短いので、外観では、正面から衝突した際の衝撃を吸収するクラッシャブルゾーンが少なく見える。

商品開発本部の岩男明信さんは「i はエンジンを後ろに積んでいるために、前部のボンネット下はクラッシャブルゾーンとして最適化することができます。つまり、エンジンがない分メンバーを太くしたり、衝撃吸収に優れた形状にすることができる自由度があるのです。その結果、JNCAPで国内最高基準の5つ星を獲得できるであろう社内実験値をマークしています」

「後ろからの後突については、逆につぶれにくいエンジンがある分、クルマを前に押し出す力が素早く働き、クルマを前に進ませることで衝撃を緩和させることができます。社内基準の55km/hオフセット後面衝突においても、優れた結果を出しています」とコメント。

i はキャビン前の長さがないので一見、衝撃吸収力が弱そうに見えるが、実際にはエンジンがないことで、優れたクラッシャブルゾーンを作り上げることに成功しているようだ。

《岡島裕二》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. どこだ? 日産が7工場を閉鎖予定---可能性のある工場すべてをリストアップした
  2. もしも流行の「2段ヘッドライト」がなかったら…!? 一流デザイナーが斬新なフロントマスクを提案
  3. 東京外環道、千葉県内の4つのインターチェンジがETC専用に…9月2日から
  4. 地面が光る「埋込型信号」が日本初導入、「横断歩道がわかりやすくなった」効果に期待
  5. 高級車専用の屋内駐車場「コーンズ・リザーブ」、大阪南港に10月オープン
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 茨城県内4エリアでBYDの大型EVバス「K8 2.0」が運行開始
  2. リチウムイオン電池の寿命を2倍に、矢崎総業、バインダフリー電極材料を開発
  3. BYD、認定中古車にも「10年30万km」バッテリーSoH保証適用
  4. トヨタや京大、全固体フッ化物イオン電池開発…従来比2倍超の容量達成
  5. コンチネンタル、EVモーター用の新センサー技術開発…精密な温度測定可能に
ランキングをもっと見る