新潟交通などで構成される公共交通機関ITS研究グループでは、「公共交通機関ITSセミナー」を新潟市内にある万代ホテルにて開催する。バス、公共交通機関における最新乗車システムの動向と可能性を研究する。
プログラムは、(1)国土交通省自動車交通局企画室の清水嘉一専門官による基調講演「情報技術の活用とバス交通」と、(2)ソニーFeliCaビジネスセンターの馬渡英治マネジャーによる講演「FeliCaで実現する未来型バス事業へのアプローチ」を予定している。
国土交通省では、バス・鉄道共通ICカードシステムの導入について支援を行うことを考えている。(1)では、バスロケーションシステムの高度化など最新の情報技術を活用したバスの利便性向上を図る取り組みを含んだバス交通における情報化の推進などを紹介する。
(2)では、JR東日本の「Suica]や北陸鉄道のICカード乗車券「ICa」といった「FeliCa」の技術を使ったバスや電車の乗車券を例に、それら「FeliCa」の、公共交通利用促進とまちづくりへの活用という、大きな変革をもたらす可能性ついて言及する。いっぽう携帯電話と非接触ICの一体化によるモバイルICにも触れ、今後のバス利用の未来像も紹介する予定だ。
●日時:2月22日
13:30−16:00
●参加費:無料
●定員:50名。
事前参加申し込みが必要、定員になり次第締め切り
●申し込みファックス:025-241-3899
国土交通省道路局のウェブページから申し込み用紙をダウンロードできる。
●申し込みメール:its-niigata@bsnnet.co.jp