【新聞ウォッチ】トヨタ・GM、燃料電池車の共同研究打ち切り?

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【新聞ウォッチ】トヨタ・GM、燃料電池車の共同研究打ち切り?
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朝刊から気になるニュース、気になる自動車関連記事をピックアップ、その内幕を分析するマスコミクルージング(原則として朝日、読売、毎日、産経、東京、日経の各紙・東京本社発行最終版を対象にチェック)。

2006年2月22日付

●ライブドア50億円、熊谷取締役「14億」関与本格取り調べへ(読売・1面)

●日野が大型バスをリコール2283台(読売・38面)

●トヨタ・GM提携の象徴、燃料電池車研究白紙に、他の分野では交流を継続へ(朝日・13面)

●豊田通商・トーメン臨時株主総会で合併契約を承認(朝日・13面)

●日産、小型商用車を強化19年度末まで4車種投入(産経・8面)

●ホンダ「高級化」スピードアップ、開発部門の組織再編へ、「アキュラ」従来ブランドと分離(東京・8面)

●ホンダ、低価格ハイブリッド車 100万円台、フィットに導入、ガソリン車と価格差縮小(日経・1、11面)

●車検選び価格・サービスで、カー用品店VSディーラー 価格設定透明に無駄省いて安く(日経・37面)

ひとくちコメント

環境対応や燃費の良さから新時代のクルマとして脚光を浴びている燃料電池車とハイブリット車に関する気になる話題をきょうの朝日と日経が取り上げている。

朝日は「トヨタ自動車とGMが取り組んでいる燃料電池車の開発に向けた共同研究を、3月末で打ち切る方針を固めた」と報じている。理由は「普及まで10年以上かかるとされる今後の見通しも不透明なため、両社は共同研究や情報交換の必要性も薄らいだと判断したようだ」(朝日)としている。

一方、日経は1面トップ記事で、ホンダが2007年度にも小型で低価格車の『フィット』にハイブリッド車を導入、世界で販売すると掲載。割高感のある現在のハイブリッド車の価格を「初の100万円台を実現、ガソリン車との価格差も従来の半分以下の20万円程度に縮める計画」(日経)という。

両紙の報道から判断しても当面はガソリンなどのエンジンと電気モーターを組み合わせたハイブリッド車が市場を席巻することは間違いない。

《福田俊之》

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