三菱自動車は、ジュネーブモーターショーでスモールミニバンのコンセプトモデル『コンセプトEZ MIEV』を発表した。軽自動車『i』(アイ)のプラットフォームを用いれば実現は可能か?
フランス人デザイナーが手がけた、和室の「程良いまったり感」をイメージしたインテリアは、走行時に5人がゆったり乗れる「ドライビングモード」と、後席を床下収納する「トランスポートモード」、そして全てのシートを円周上にアレンジすると大人二人がゆったりと横になれる空間へと変身する「ラウンジモード」といった斬新なシートアレンジが可能だ。
一輪あたりから20kWを発生させ、4輪で110psとなるインホイール・モーターを用いたパワーユニットを用いたモデルの市販は現在予定されていないが、仲西氏は「パワートレインが後部床下にある i のプラットフォームを用いればこのようなモデルを作ることもあながち不可能ではありません」と展望に含みをもたせた。