トヨタと富士重工の提携プロジェクトが始動

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トヨタと富士重工の提携プロジェクトが始動
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トヨタ自動車と富士重工業(スバル)の業務提携内容が固まり、各プロジェクトが本格始動することになった。両社のトップが来週にも会見して提携内容などを発表する。

提携ではトヨタによる富士重工米国工場(SIA、インディアナ州)への生産委託が柱となる。年10万台規模で委託機種は『カムリ』が有力。07年からの生産開始となる見通し。

SIAは2004年7月にそれまでの提携相手だったいすゞ自動車が撤退したため操業度が落ち込んでおり、受託生産はSIAの収支改善に大きく寄与する。両社は技術開発でも協力する計画であり、ハイブリッドなどがテーマとなる見込み。

富士重工は、昨年10月に筆頭株主だった米GM(ゼネラルモーターズ)が出資を引き上げ、提携を解消した。GMが出資していた20%のうち、トヨタが8.7%を取得して筆頭株主となっている。

《池原照雄》

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