ひき逃げタクシー、乗客に諭され現場に戻る

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8日未明、大阪府大東市内の国道170号で、客を乗せていたタクシーが路上に倒れていた男性をはねる事故が起きた。タクシーは現場から逃走したが、客に諭されて現場にUターン。運転していた男は道路交通法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕されている。

大阪府警・四条畷署によると、事件が起きたのは8日の午前3時40分ごろ。大東市深野北1丁目付近の国道170号で、男性がクルマにはねられて死亡する事件が起きた。

事故に関係したとみられるクルマはそのまま逃走していたが、約15分後に戻ってきたタクシーを運転していた57歳の男が「自分のクルマがはねたらしい」と供述。乗客が「何かに乗り上げる衝撃を感じた」と証言していることや、事故の痕跡も確認できたことから道交法違反(ひき逃げ)容疑で逮捕した。

男は事故を起こしたものの、そのまま止まらずに通過。乗客から「人をひいた。戻った方がいい」と強固に諭され、約4km先でUターンして戻ってきたという。被害者の身元はわかっておらず、また男性がどのような状況で事故に遭ったのかもわかっていないため、警察では引き続き調べを進めている。なお、逮捕された男は「衝撃を感じたことはわかったが、犬や猫に当たったと思った」などと供述。ひき逃げ容疑を否認している。

《石田真一》

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