DSRC普及促進検討会は、都内で開いた総会で発展的解消を決議。今後のおもな活動はITSジャパンで行うことになった。
同検討会は04年1月に設立され、VICS、ETCに次ぐ目玉とされたDSRC(狭域無線通信)サービス普及のため、実用化ロードマップの作成や共通プラットフォームの検討を進めてきた。
このほど共通プラットフォームの作成にメドがついたことから同会は解散されるが、同会の主要メンバーはITSジャパンと重なっているため、今後はITSジャパンを舞台に普及策などを話し合う。
共通プラットフォームの完成で、国土交通省が06年度から「道の駅」などでの実証実験を本格化するなど、DSRC市場作りが本格化する見通し。