バイクを警官に衝突させた13歳少年を補導

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15日夕方、埼玉県草加市内の市道で、蛇行運転を行っていた原付バイクを抑止しようとした警官がこのバイクにはねられて重傷を追う事件が起きた。警察では13歳の少年が容疑に絡んだものとして傷害の非行事実で16日に補導している。

埼玉県警・草加署によると、事件が起きたのは15日の午後4時20分ごろ。草加市長栄町付近の市道で、原付バイクが過度にアクセルを吹かしながら、蛇行するように走ってくるのを近くの交番に勤務する27歳の巡査長が発見。抑止しようと路上に出た。

原付バイクを運転していた少年は逃走を企てたのか、巡査長の至近で加速したために避けきれずに衝突。巡察長は転倒した際に左足の骨を折る重傷を負ったが、運転していた少年はバイクを捨てて徒歩で逃走した。バイクは盗難車だった。

その後の調べで川口市内に在住する13歳の少年が容疑に関与したと判明し、任意で事情聴取を行ったところ「警官にムカついた」などと供述。容疑を大筋で認めたために傷害の非行事実で補導。児童相談所に通告している。警察では「先輩から貰った」とする盗難バイクの入手ルートについて追及する方針だ。

《石田真一》

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