ゴーン社長、日産ディーゼル株の売却額は「公正な価格」

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ゴーン社長、日産ディーゼル株の売却額は「公正な価格」
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日産自動車のカルロス・ゴーン社長は21日の日産ディーゼル工業株の売却に関する記者会見で、ボルボ社への売却価格は「非常に公正な価格と考えている」と述べた。

日産が保有する発行済み株式19%のうち13%(4000万株)をスウェーデンのABボルボに売却する価格は約15億スウェーデンクローネ(約226億円)。ところが、日産ディーゼル株の20日の終値は662円であり、この株価をもとにすると4000万株は264億8000万円に相当する。

ゴーン社長は「確かに昨日の株価に対してはディスカウントがある」としてうえで、「ただ単に財務的な取引ではない。日産ディーゼルへの責任をもってもらい、強い会社にするというコミットメントなど信頼関係に基づく」と説明した。ただ、日産の株主からは「安売り」のプロセスがやや不透明という見方も出そうだ。

《池原照雄》

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