トヨタ、中国で貧困学生の就学支援

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トヨタ自動車は、中国宋慶齢基金会と共同で、経済的な理由で大学進学・進級が困難な中国中西部地域の学生を支援する「トヨタ助学基金」を設立したと発表した。

同基金は、中国中西部にある20の省・市・自治区ごとに1校ずつ、合計20校の大学を選出し、1校あたり毎年10人の新入生を対象に、4年間に渡って年間5000元(約7万5000円)を給付する。同基金は2006年から2010年までの5年間で毎年200人、合計1000人の大学生を支援する予定で、助学金の総額は2000万元(約3億円)となる。

初年度となる今回は、6月1日から7月15日まで受験生から申請を受けた後、教育者、貧困問題研究の専門家から構成される審査委員会が申請者の経済状況等を勘案して200人を選定し、9月に助学金を給付する。

北京の人民大会堂で行われた同基金の設立記念式典で、挨拶に立ったトヨタの浦西徳一取締役副社長は「トヨタ助学基金の設立によって経済的に厳しい状況にある青年達を支援することで、中国の将来を担う人材の育成に大きく貢献したい」と述べた。

《レスポンス編集部》

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