【三洋ゴリラ春モデル】ワンセグチューナーの威力は…

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【三洋ゴリラ春モデル】ワンセグチューナーの威力は…
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三洋電機が23日に発表したポータブルカーナビ「ゴリラ」シリーズの春モデルのうち、『HD830DT』は従来モデルにも搭載されていた地上アナログ放送用のチューナーに加え、日本で初めて地上デジタル放送(ワンセグ)用チューナーを内蔵している。

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ご存知のとおり、地上デジタル放送は1チャンネルあたり6MHzの帯域を持っており、これを13のセグメントに分割している。家庭用テレビなどの固定受信機向けには、このうち12のセグメントを使ってMPEG2方式のデータを送信しているが、残りの1セグメントはモバイル機器向けにH.264方式のデータを送信している。モバイル機器の画面サイズに特化したもので、画質も12セグとは比べるまでもないが、移動中であっても従来のアナログ放送よりも乱れが少なく、比較的安定した受信を楽しめる。

HD830DTは、鳥取三洋電機が携帯電話機向けに開発を進めてきたワンセグ受信用のICチップを車載用に改良したものを搭載しており、「固定受信機と同様の画質で…」というよりは、「いつでもどこでもテレビ番組が楽しめる」ということに主眼を置いている。特にゴリラシリーズのナビは車載での使用に限らず、積極的に屋内や屋外に持ち出して使うことを前提としたポータブル式であり、この「いつでもどこでも」というのは他のナビ以上に重視している。

発表会の会場は屋内(ホテルの宴会場)だったが、電波が弱いこともあってか、従来の地上アナログ放送はノイズが多く入って視聴が困難だった。しかし、ワンセグ放送では同じ状況でありながら、ノイズはほとんど乗らずに良好な視聴ができた。

従来型と同じく、別売りの地上デジタルチューナー『NVP-DTP20』を組み合わせれば地上デジタルの13/12セグ放送を楽しむことができる。だが、ポータブルナビという性格を考えればワンセグチューナーが搭載されていれば不便を感じないのも事実だ。

《石田真一》

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