環境に優しいパトカーを導入、フォードFFV

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環境に優しいパトカーを導入、フォードFFV
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欧州フォードは、英国初となるフォードのバイオエタノール対応『フォーカス・フレキシ・フューエル・ビークル』(FFV)が、エイボン=サマセット州警察に導入されたと発表した。

英国エイボン=サマセット州警察は世界的な気候変動の原因となっている二酸化炭素(CO2)排出量を削減するため、15台のフォードフォーカスFFVを発注した。サマセット州で開催されたバイオエタノール会議「From Field To Wheel」で、スティーブ・モーティモア副本部長にパトカー仕様のフォーカスFFVの最初の1台が引き渡された。

同州初のバイオエタノール対応パトカーは、成長過程でCO2を吸収する小麦や甜菜などの英国産の穀物から作られた持続可能な燃料で走行する。バイオエタノールのCO2排出量は成長過程で吸収されたCO2によって相殺されるため、ガソリンに比べてCO2排出量を約70%削減できる。今後、サマセット州産の小麦でバイオエタノールを生産する計画も進行している。

さらに、25台のフォード・フォーカスFFVがサマセット州バイオ燃料プロジェクトの他のメンバーに納入される予定。同州では、フォード、FFV見込み客、バイオエタノール生産業者、燃料供給スタンドが協力し、英国初のバイオ燃料インフラを整備する取り組みを行っている。

《レスポンス編集部》

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