日清紡、ブレーキ事業の開発を強化し、グローバル化を推進

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日清紡はこのほど「経営3カ年計画2008」を発表し、05年度2740億円の連結売上高を08年度3600億円、そして営業利益を05年度100億円から08年度250億円にする目標を掲げた。

なかでも営業利益の半分以上を稼ぐブレーキ事業については、商品開発を進めるとともに、国内外子会社との連携を深めグローバル対応を進める計画だ。

商品開発については、(1)「ブレーキの鳴き・振動等の解析技術」を生かした高性能な製品の開発、(2)部品・原料の標準化や新工法の確立等により画期的なコストダウンの実現、(3)環境負荷物質を使用しないグリーン製品の拡充?C技術提携先や研究期間との連携強化による次世代技術の開発など。

そして、グローバル対応力の強化として、(1)国内工場をマザー工場と位置づけ、海外子会社・関連会社の現場力を強化、(2)戦略的アライアンスを推進し、グローバル対応力を強化、(3)グローバル対応力を持った人材の確保をあげている。

また、国内拠点の競争力を強化するため、摩擦材とブレーキのR&D機能を集約し、ブレーキ製造部門を豊田工場に移管する計画である。

《山田清志》

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