遮断機が作動してから再発進か、電車と衝突で女性死亡

自動車 社会 社会

9日早朝、愛知県大府市内のJR東海道線の踏切で、作動していた遮断機を突破して軽自動車が進入し、下り線を走ってきた普通列車と衝突した。クルマは大破し、運転していた57歳の女性が全身強打で死亡している。

愛知県警・東海署によると、事故が起きたのは9日の午前6時20分ごろ。大府市大府町付近にあるJR東海道線の踏切で、遮断機がすでに作動していたにも関わらず軽自動車が進入。走行してきた3両編成の下り普通列車(岡崎発、大垣行き)と衝突した。

クルマは右側面部を中心に大破し、運転していた57歳の女性が全身強打で死亡している。ほぼ即死だったとみられている。列車の乗客乗員約300人にケガは無かった。

目撃者の話によると、女性のクルマは遮断機の作動を受け、踏切手前で停止していたが、列車が通過する直前に発進。そのまま遮断機を線路内に押し出すように走り、列車と衝突したという。運転者が死亡していることもあり、発進の原因は全くわかっていない。

この事故の影響でJR東海道線は上下38本の列車が運休。また、上下12本の列車に最大1時間30分の遅れが生じ、約1万7000人の足に影響が出た。

《石田真一》

【注目の記事】[PR]

ピックアップ

教えて!はじめてEV

アクセスランキング

  1. ライバルはアルファード? メルセデスベンツの最高級ミニバンが日本初公開!…ジャパンモビリティショー2025
  2. カローラクロスと立場が逆転、だからこそ生まれた「斬新セダン」のデザイン…ジャパンモビリティショー2025
  3. インフィニティは最上位SUV『QX80』にGT-Rエンジン移植、1000馬力超「R-Spec」発表へ…SEMA 2025
  4. 三菱自動車、国内販売は5期連続増 2025年4~9月期実績
  5. トヨタ『ランクル60』に最新V6ツインターボ移植、「ターボトレイルクルーザー」発表へ…SEMA 2025
ランキングをもっと見る

ブックマークランキング

  1. 「AIディファインド」の衝撃、日本の自動車産業は新たな波に飲み込まれるのか…アクセンチュア シニア・マネジャー 藤本雄一郎氏[インタビュー]
  2. EV充電インフラ-停滞する世界と“異常値”を示す日本…富士経済 山田賢司氏[インタビュー]
  3. ステランティスの水素事業撤退、シンビオに深刻な影響…フォルヴィアとミシュランが懸念表明
  4. SUBARUの次世代アイサイト、画像認識技術と最新AI技術融合へ…開発にHPEサーバー導入
  5. 「ハンズオフ」は本当に必要なのか? 高速での手離し運転を実現したホンダ『アコード』を試乗して感じた「意識の変化」
ランキングをもっと見る