満員の路線バスがタクシーに追突、14人負傷

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9日午前、京都府京都市下京区内の国道367号で、京都市交通局の運行する路線バスが前を走るタクシーに追突する事故が起きた。この事故によってバスの乗客13人と、タクシーの運転手が打撲などの軽傷を負っている。警察ではバスの運転手を業務上過失傷害の現行犯で逮捕した。

京都府警・五条署によると、事故が起きたのは9日の午前10時ごろ。京都市下京区水銀屋町付近の国道367号で、交差点を左折するために減速したタクシーに対し、後ろから走ってきた京都市交通局の運行する路線バスが追突した。

バスはほとんど減速しない状態で追突しており、車内にいた57人の乗客の大半が転倒して将棋倒しのような状態となり、このうち13人が打撲などの軽傷。タクシーを運転していた57歳の男性も首などを打撲し、近くの病院に収容されている。警察では37歳のバス運転手の男が脇見をしていたとみて、業務上過失傷害の現行犯で逮捕した。

現場は見通しの良い片側2車線の直線区間。バスは花見に出かける観光客でほぼ満員の状態だった。バスは京都市交通局が京阪バスに運行を委託しているもので、逮捕された運転手の所属も京阪バスだった。

《石田真一》

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